リクエストをよろしく

2021年 12月3日(金)晴れ


朗読劇 「 リクエストをよろしく 」
主演 浜中文一 室龍太
出演 小泉萌香 岩崎諒太 岡田雄樹 速瀬 愛 矢島舞美


公式HP朗読劇「リクエストをよろしく」




想像していた朗読劇とは全く違くてアクティブで場面の切り替わりも多め。
そして龍太くん演じる朝日屋颯太が、まるで本当に原作から飛び出してきたようですぐに心を奪われた。


室龍太じゃない、朝日屋颯太だ!って(それはそう)


当たり前だけどいつもとは違う明るくてかわいい声色でそれがすごく心地よかった。

いつもはギャンギャンの関西弁兄さんなのに(小声)



同時に、龍太くんが何かを演じている姿ってやっぱりいいな〜。好きだな〜。と思った。
今年も沢山の舞台に出演して、私はその内の半分しか観られてないけど、たったそれだけなのにこれまでとの違いを感じたりもして。この気持ちが気になってパブサしたら他の方もそう感じていて安心した。


役柄が合っていたのもあるんだろうけど、とにかくすごく惹き付けられた。


もちろんお顔も最高〜〜〜
毛先がフワフワ〜っとした金髪はビジュアル解禁した時から好きだったのでかなりのトキメキ。
ころころ変わる表情も愛おしい。ソータが笑うと自然とこちらも笑顔になってしまう。


そして水無月役の浜中文一くん。

分かっていたことだけど本当に声がいいし、元コンビのソータと水無月の関係性だったりやり取りに違和感がないお芝居で、ダブル主演がこの2人で良かったなと思った。


解散した2人がコールタールとして生放送でネタを披露する場面は素直に面白かったし、オチがついて会場内が拍手で埋まった瞬間はお笑い劇場かと錯覚するくらい。

きっとVeteran時代から彼らを応援している方はもっと色々感じたんだろうな〜とも 思った。


その他の出演者の方々も最高で、何を隠そうこのカンパニー全員声が良すぎる。


特に岡田雄樹さんが刺さった。渋い。(元々二次オタでもあるのであの手の声に弱い)


あと速瀬愛さん演じる星野チーコが、愛嬌も声も動作もそのまんま星野チーコで、本当にアイドルに会えた時のような高揚感だった。かわいすぎる。私が松戸くんになってあのワガママ姫に振り回されたいまである。

星野チーコと朝日屋颯太の番組「23時すぎのシンデレラ」内での2人の相性もピッタリで、ずっと聞いていたかったな…レギュラー化しよう…

そんな冗談は置いておいて、チーコにとって大事な声を病に奪われる場面では、感情移入し過ぎて視界がボヤボヤになった。ただでさえ視力が使い物にならないのに。
それでも前向きで芯が強く、新たなる目標に向かって進むチーコは大切で大好きなキャラクター。



でもやっぱり私は朝日屋颯太が好きだ。

皆から自然と愛されるあの天真爛漫さ。へこたれない性格。ブースで放った「楽しいとうれしい!」という言葉。全部が愛おしい。
楽しいとうれしい、なんて当たり前のような言葉だけどソータが言わないと気づかなかったかもしれない。



そんなこんなでテンポよく観やすかったし、ぜひ色んな場所で再演して欲しい。


「ラジオのスイッチつけて チャンネル合わせてた人たちだけの 学校の放課後の延長戦 もっと沢山の人に 知ってもらいたいんだけど 他の誰にも知られたくないような」


作中に出てくる好きな言葉。
また彼らのラジオの世界を覗けますように。

リクエストを、よろしく!

@シアター1010
ソワレ

艶やかな風

2021年 10月22日(金)雨


「春風外伝2021」
主演 室龍太
出演 高田翔 麻央侑希 櫻川めぐ 倉知玲鳳 山崎静代 松村優 古賀瑠 磯貝龍乎 小笠原健 小川麻琴 中塚皓平 石坂勇 ほか


公式HP春風外伝2021




一言で言うと、最高のエンターテイメント。




芝居に歌にダンス、漫才にアクションに殺陣。様々なものが時代劇に融合されて、本当に空前絶後のごった煮感でした。これがジャンク歌舞伎。



新国立劇場の奥行きやせりを上手く利用したど派手な舞台転換も見応えがあって飽きが来なかったです。




そしてラスト、総勢45名のキャストの中心で歌って踊る龍太くんは、自信に満ち溢れた顔をしていて本当にかっこよかった。



あの衣装でパワフルなダンスをした後にすらすらとセリフを言うのもかっこよかった。



もちろん他のキャストさんも素晴らしかったです。各ジャンルに秀でたキャストという風にメディアに載っていましたが、本当にその通りでした。




特に声優の櫻川めぐさん、倉知玲鳳さんの愛らしくユーモアなキャラクターが大好きです。ビジネス双子の櫻奴と梅奴。(分かりやすく言うと阿佐ヶ谷姉妹みたいなものらしいです)





もっと沢山感じたことや好きなシーンがあるのに、頭に浮かんでいる光景や雰囲気を言葉にするのが難しい。





とにかく観劇することができて良かったと心から思う作品でした。








「娯楽」って本当に大事で、それを奪われる事の悲しさや悔しさはコロナ禍になって嫌になるほど実感した。




この物語にある娯楽規制(娯楽を無くし、人の心を無にする事で何も生まれるものがなく、争い事も無くなるだろうと服部半蔵が下した倹約令)と今のご時世は少し通ずるものがあるように感じて、刺さりました。




ほぼこじつけですが……(許して)








ここからは記憶にある限りの感想。


徳川宗春室龍太が華やかな衣装に身を包みお手振りをしながら登場してきた時心の中では「宗春さま〜!♡」と叫んでいました。





そして煙管を吸うお姿も麗しい……



宗春さまに仕える文三(竹石悟朗)にやいやい言われ、煙を吹きかけるシーンが好きです。





かっこいいので(それだけ)




酒場で熱燗を呑む宗春さまも、最高でした。女の子の名前を呼び間違えて笑いで誤魔化すのも許せます。






(磯貝龍乎)と犬(小笠原健)の漫才では、笑いが止まりませんでした。



アンパンマンを題材にした漫才で、敵キャラも魅力的だという話になった時「そう、バイキンマン!さ〜しす〜せそ〜」と言ったのが本当にドツボで馬鹿みたいに大っきい声が出てしまって、隣に座っていた友達にどつかれました。



さ〜しす〜せそ〜 今思い出しても肩が震える。





そしてこの後犬さんはM-1グランプリ1回戦敗退しているとしずちゃんにバラされてました。







時折龍太くんが周りをフォローする場面があって、頼もしい座長だなぁと思った。


中でも小道具である缶バッジ(多分実際は本物ではなく紙のようなもの)がステージ下に落ちてしまった時もセリフを言いながらサッと降りて拾い、綺麗にパルクールして戻っていて、かっこよかった。





ここまで書いていて、やっぱり忘れられないのは冒頭でも言っていたラストの総勢45名での外郎売



全員が歌って踊って、一丸となって


「圧巻」とはまさにこの事でした。







この大所帯のカンパニーを引っ張っていった座長室龍太くん、本当にお疲れ様でした。
誰一人欠けることなく、全8公演が無事終了して安堵の思いでいっぱいです。



また高田くんとのお芝居が見られたら嬉しいな。










これにて、一件落着!



@新国立劇場 中劇場
マチネ

5479日

2021年10月8日(金)晴れ




向井康二くん、入所15周年おめでとう!




今日はおめでとうをたくさん目にする1日でした。



向井康二入所15周年、ツアー初日、Snow Mania S1ミリオン認定、5枚目シングル発売決定、映画公開日決定……








15年前の今日、アイドルになる決断をした小さな男の子が、15年後の今日、大勢のファンのみんなの前に立った。




ここまで諦めずにジャニーズという人生を選び続けてきてくれた康二くん、本当にありがとう。






やっとファンのみんなの前でパフォーマンスできて嬉しかっただろうな〜と思ったら何故か私が泣きそうになっちゃった。やっぱり康二くんが嬉しいことは私も嬉しいし、幸せなら私も幸せー!






そういえば康二くんってよく私たちにありがとうって言ってくれるけどこちらこそ過ぎる。



康二くんのおかげで、ってことが何個もあるし。



本当に人としても好きだなと思う。





そんな大好きな康二くんが今日楽しい時間を過ごせてたようで嬉しい!(すの日常より)



私も早く会いたいな。









改めて15周年おめでとう!


これからも康二くんのアイドル人生に幸あれ!

330分の幸福

コムサdeマンボ!」


主演:室龍太
出演: 田中真琴 古謝那伊留 川久保拓司 石垣佑磨 金田哲 六角慎司 酒井敏也



ストーリーは前作「どれミゼラブル!」から二年。芸人兼見習い放送作家だったコムサ真二(室龍太)がバラエティ番組「まかないマンボ!」の作家として働いているスタッフルームで起こるコメディ。
今夜放送予定の番組データを持ったAD(古謝那伊留)が交通事故に遭いデータが全て壊れてしまった!スタッフは大慌て 無事にオンエアはできるのか!?

https://c-mambo.com/about.html

追記:2021/10/20 公式HP終了していました。







正直ふわっとした気持ちで観に行ったのに、ガッチリと心を掴まれました。




エチュード(即興劇、台本無しのアドリブ)がそう思う大半の理由で、本当に涙が出るほど笑った。はんにゃ金田さんとの掛け合いが最ッ高におもしろい。



そしてそれを後ろでにこにこしながら見ている酒井敏也さんや、笑いが堪えきれていない田中真琴さん。カンパニーの雰囲気があたたかくて、それもまたこの舞台を好きになった理由かもしれないです。





あとなんといっても、歌って踊るむろこじゃコンビがまぁ〜〜ジャニーズ。ほぼオープングとエンディングだけなのに、すごく頭に残ってます。時折2人が笑い合ってるのがまた。龍太くんのバク転も見られて大満足。



そもそもまかないマンボのテーマが好きで好きで仕方ないんです。キャッチーなメロディで耳に残るし全員でマラカスペンライトを振って気分はコンサート。



「砂糖 塩 酢 醤油に味噌 さしすせそは料理の基礎
ソース ケチャップ からしにマヨ これだけ揃えば完璧だよ」


このご時世じゃなければ「あ〜味噌味噌!」「料理の基礎!」というコールができたらしいです。代わりに金田さんがかなり大きめの声で盛り上げてくれました。


「腹が減ったら仕事はできない」
「お腹鳴ったらデートは行かない」


Bメロは毎回田中さんがかわいくてキュン。


「食べればにっこり う〜マンボ!」
「好きなあなたと う〜マンボ!」(龍太くんソロパート)


ソロパでは投げチュー。ザアイドル!
あと両手に持ってるマラカスを、ジャグリングみたいに投げて、それをサラッとこなすのがかなりかっこよかった。



「食べたくなったら まかなってよ マンボ」
踊りたくなったら 歌ってよ マンボ
マンボ マンボ まかないマンボ」



歌詞は耳コピなので正解は不明








コロナ禍ならではの描写もいくつかあって、笑いだけではないのもダラけさせないポイントかなと思ったり(あくまでも個人的な感想です。)






「こんな世の中だから。コロナで、またいつ会えるかわならないから。会いたい時には会いたいって。好きな人には好きって、言える時に言わないと人生は絶対に後悔する!」




無事に番組が放送し終わった後、マサ姉(石垣佑磨さん)がこう言いました。感動しいの性格なのですごく心に響いちゃった。コロナだからというか、そもそも普段から気持ちは伝えるべきなんだろうな〜なんて。






そんなこんなで笑って笑って、ちょっとじ〜んとして舞台は終わりました。心の底から楽しかった。




残り京都、静岡 どちらの公演も誰ひとり欠けることなく、無事に走り抜けられますように。





う〜、マンボ!


Amazon Music Unlimited - 羞恥心 『羞恥心』



@博品館劇場
8/12 ソワレ 8/18 ソワレ 8/20 ソワレ

特別な夜

2021年 6月21日 (月)曇りときどき晴れ



大好きな向井康二くんが27歳になりました。



♪ NowPlaying フジファブリック「birthday」
Amazon Music Unlimited - フジファブリック 『FAB FOX』





今日は至って普通の平日ですが、私にとっては特別な日でした。もちろん私だけに限らず色んな人がそうだったと思います。




なぜなら好きな人が生まれた日だから!
他人とはいえ(突然現実)毎日のように見て、聞いて、幸せになったり時にはあまりのかっこよさに苦しめられたり、とにかく彼を想わない日はほとんど無い、そんな人の大切な日。



そりゃあ普通に、当たり前に 嬉しい〜


前日は1日中「うまれる……」とお産を控えた母かのように何度も呟き、おめでとうを綴ったツイートの下書きを用意したり、お祝いのケーキの写真を何枚も何枚も撮ったり。


時間が近づく度、何故かドキドキして


同じく康二くんのことが大好きな子とLINEをして


今思うと、それも楽しい。だからこそ自担の誕生日は特別なのかもしれない。こんなにも人の誕生日を待ち遠しく思って、この気持ちを誰かと共有することは他では無いから。




am0:00 #向井康二誕生祭




日付が変わって一瞬でおめでとうの文字とオレンジ色がぶわっと広がるあの感じも好き。
まるで自分が祝われてるかのような気持ちになって、中には私にまでおめでとうと言ってくれる子もいて。



世界、優し〜〜〜〜〜!



と叫びたくなります。



そんなこんなで、無事康二くんは27歳に!おめでとう。







頑張り屋さんでいつも周りのことを考えていて、誰よりも優しくて、泣き虫で、目の前のことに一生懸命。

たまに心配し過ぎてしまうけど、これからも色々なお仕事に挑戦したり前へ前へ進んでいく康二くんを応援していきたいです。







今日一日、供給が止まらなかったな。




でも同時に、たくさんの人から愛されていることが誇らしく思えました。こんな人を好きになれて幸せ者だ〜





そして毎月21日に更新される康二くんのブログ。今日は年に1回しかないスペシャルな更新日!



安定のコージネートから何枚も写真を載せて、最近のお話もしてくれて幸せな気持ちに。




でも中盤の「一番うるさい楽屋」の写真が見えた時は何だか泣きそうになりました。康二くんはこんなにもあったかい場所で生きているんだなぁと。



いつも、康二くんが笑っていたら 幸せなら 私も幸せです。と言っていますが、それを確認できたようで本当に心がギュ〜〜っと 締め付けられました。


康二くんにはちゃんと幸せを感じられる場所があって、それを私たちにも伝えてくれる。







それだけでいいです、本当。






あと好きだなぁと思ったのは、最後に0時を過ぎてからの康二くんをちょこっと見せてくれたところ。





私達のこと、分かってるね〜(何様?)








今日は本当に、ずっと心がバタバタとしていて忙しなかったけど楽しかった。





康二くんはどんな一日を過ごしたのかな。


きっとお仕事をしていたんだろうけど、いつもより笑顔が多い日になっていたら嬉しいなぁ。



今日は特別な夜さ 素敵な夜になりそうだ
みんなが待ってる 急いで帰ろう

今日は特別な夜さ 素敵な夢を見れたらなあ
明日が待ってる ゆっくり帰ろう





今日が終わってしまうのは寂しいけれど


また、来年。








改めて、27歳のお誕生日おめでとう!

春の踊りは②

滝沢歌舞伎ZERO2021 一幕(春の踊りは①)の続きとなります。春の踊りは① - 夢はサンダーバードで


※セリフを一言一句メモしていた訳では無いので過去の滝沢歌舞伎円盤を参考にしている部分があります。 駆け足で書いているので書きたいところのみの備忘録です。



満月に散る鼠小僧~残した夢は『笑いあり、涙なし』〜

まず言いたいことはとにかく二幕は一瞬で終わりました。体感2秒と言っても過言ではないほどです。(さすがに言い過ぎ)


そして私の大好きな官兵衛を初めて見られるので始まる前からずっとドキドキでした。

鼠小僧次郎吉の葬儀

これまでと同じ鼠小僧次郎吉の葬儀シーンから始まります。木魚を叩く音と共に泣きながらお丸が登場。
スタンドマイクの前で「うっうっ……うわぁぁぁぁん!」とお馴染みの泣き芸をしながら手持ちのフェイスシールドを取り出し「飛沫をガード中でぇぇす!」としっかり感染対策。「笑いなさいよぉ!」と必死なお丸さんで少し力が抜けました。


そして話題のふわふわダテタマは「ギリギリで…いつも生きていたいから…あぁあ~!ロイヤルダテタマ、暴れま〜す!ワンワン♡ワオ〜ん!」と徳俵さんを織り交ぜつつ愛嬌たっぷりでかわいかったです。



押し込み

人が斬られ、叫び声と共に照明が赤黒く変わり黒影組がやってきます。この時からもう私の心臓は周りに聞こえてしまうのではというくらい大きく高鳴っていました。ずっと生で見たかった『向井康二』とは全く異なる人物。



「歯向かうものあらば皆殺しにしろ 江戸を血の海にしてやれ」


官兵衛の声が聞こえた時ゾクッとしました。これが官兵衛。一気に、息をしただけで斬られてしまいそうな張り詰めた空気に変わりました。
それに限らず「待望の百人斬りだ」と叫ぶ半兵衛にも本当に狂気を感じました。初めて滝沢歌舞伎を見た時も目黒くんの演技に驚かされた記憶があります。

そしてなんといってもラウール演じる以蔵。声変わりしてより一層以蔵の心情が捉えやすくなったような感じがして、すごく上から目線な言い方ですが成長を感じました。

一歩足を前に運ぶ毎に何かが壊れそう、そう思っていると官兵衛は以蔵に近付き胸元にある女物の帯を引き抜きこう言います。

「以蔵、世の中が変わっていればお前の妹、小春も無駄に死ぬことはなかっただろう」


帯を見ながら薄ら笑う官兵衛と、それを無言で取り返す以蔵。この時の目から怒りが伝わるようなラウールの演技が印象に残ってます。


団子屋へ向かう道中

「怖いよ〜怖いよ〜!」とすっぽんから金さん登場。上昇しながら「えぇここ上がるの?」と一笑い。
「金さんはどうしたらいいの〜!」と叫ぶと野良犬に吠えられ「今年は犬なの猫なのどっちなの?……やだ……なに……あ〜〜〜」と言い出し、いつもの流れが来るな?と思っていたら

「あ〜〜〜〜つくビーナス!燃えてビーナス!ぁぁっビックリし過ぎてビーナス歌っちゃったぁ」


まさかタッキー大先輩(というか滝沢副社長)のVenusが来るとは……さすがに笑いを我慢できなかったです。呼吸を整えていると銀さんも登場。この後のセクシーなBGMとピンクの照明からの流れも肩を震わせながら見ました。「ばかっ!」のほぼ渡辺翔太な銀さんもドツボです。



官兵衛たちの悪巧み

金さん銀さんが終わると会場は真っ暗になり、内臓まで響くような音と共に例の2階席に官兵衛が現れます。右斜め上を少し見上げるだけでそこに官兵衛がいて、こちらを見下ろしていました。新吉が目障りだと話す目は冷酷で何かが憑依したような顔付き。

私まで殺されるんじゃないかと思うほど。
この人がいつも口を尖らせて拗ねたり満面の笑みでもみあげ手裏剣をしている人だとは到底思えません。

どこも見ていないような目で「どうだ斬れるか」と言うと下手に半兵衛、ステージセンターに以蔵も登場。ですが私はそれを確認し、また官兵衛に目を移しました。暫くずっと見つめることが出来て本当に幸せでした。


「いずれ決着をつけねばならぬということか」という以蔵を嘲笑い新吉の居場所を突き止めろと吐き捨てる官兵衛は物悲しいような顔で、今後の展開を知っているからこそ胸が痛くなります。



辻斬りに襲われる金さん銀さん

花道から登場し、くしゃみをする銀さんに驚く金さん。

「もう!ビックリさせないでよ!」
「すみません(棒読み)」
「気をつけてねぇ」
「すみません(食い気味)」

面白すぎて声を出さないようにするので必死になりました。金さん銀さん、元気が出るので毎朝見たい。朝の情報番組の占いの前に3分くらいのミニコントして欲しい。

そして「なんだこのいかにも辻斬りに会いそうなお墓へと続く夜道は……」と状況説明をしていると、予定通り黒影組、続いて新吉もやってきます。

「鼠の猿真似しか出来ない新吉じゃねぇか」

ここの何とも言えない声色と嘲笑ったような表情もかなり良かったです。そして花道へはけるのですが綺麗な走りの官兵衛に少しばかりキュンとしました(いいシーンなのに)



大詰め

しだれ桜が綺麗に咲き誇る中「お前の夢、この新吉が受け取るぜ!」と見得を切る新吉に対し「何寝言言ってやがる」と言い切る官兵衛。

「以蔵、お前も覚悟は出来てるんだろうな」


そう言われた以蔵はもう顔付きが変わっていて、振り切ったような様子。そんな以蔵を見て少しの間をあけて刀を抜き大詰めが始まります。この時の官兵衛の「かかれ」にはどんな思いが込められているのだろうか。もうこの段階で官兵衛も以蔵の変化を汲み取っているような、いないような……。

お丸、金さん銀さんがかわいい見得を切っていき、花道からお尻ふりふりダテタマ。

続いて屋根上に安兵衛とお丸が登場。「安兵衛〜!明日の天気を教えて〜!」と言うと歌舞伎の繰上げ。

「明日の天気は〜晴れのち曇り!」
「…どっち……(小声)」

この時、次の日隣の阿部担とディズニーへ行く予定だった私は良かった雨じゃないんだ〜と普通に安兵衛を気象予報士として見ていました。


そして桜が舞う中官兵衛、半兵衛、新吉の剣舞。いよいよ終盤に近付きます。
以蔵は「新吉を切れ」と言われるますが、落ちている十手を拾い新吉へ渡し「鼠の夢、俺も乗った!」と官兵衛を裏切るのです。
激高した官兵衛、半兵衛 二人の「斬れ……皆殺しにしろ!!!」の強い声に鳥肌が立ちました。
官兵衛の裏切られたことに対する悲しみなのか憎しみなのか、もはや、全てどうでもいいとでも言いたげな表情が本当に圧巻でした。

配信ではもっとよくお顔が見えて、改めて目の焦点が合っていなかったり全く光の入らない瞳に恐怖さえ覚えました。


もう正直、ここからの以蔵と新吉の梯子だったり全員出てきたりする時も官兵衛の事が気になり過ぎて全然集中してなかったです。気付いたら官兵衛が「新吉!覚悟!」と言って音楽が止まり、その時ハッと我に返りました。

新吉が胸から小判を取り出し放つと、舞台全体にひらひらと舞い降りる小判。そのまま幕が引かれ、終了。



WITH LOVE

もう、さっきまでの出来事があまりにも非現実というか夢のような時間で、WITH LOVEのイントロが流れた時一幕〜二幕が走馬灯のように頭に浮かび、本当にエンドロールのようでした。(死ぬのかな)

幕が上がるとまたも美しいしだれ桜と、床一面の花びら。照くんが左手に持っていた花びらをふわっと投げ歌い始めます。

それからゆっくりと堪能し、上手からやって来た康二くんはオールバックになっていてかっこよかったです。同時に、本当に終わってしまうんだなと名残惜しい気持ちにも。こんなにも幸せをもらっていいのだろうか、そう思いながら9人を目に焼き付けました。

間奏で順番にスポットライトが当てられながら9人が円になり、正面を向くとフルキャストが登場し舞台前方へ。


「僕らのステージをあなたに届けよう 唄う 景色を見つめながら 今度は必ずみんなで歌おうよ 笑顔で会えるその時まで WITH LOVE」


またも、涙が零れました。(書きながらも泣いてます)
これを初めて聞いたのが確かThe Movieの特別上映の時で、その時もすごく泣いてしまった記憶があります。本当はデビューコンサートで会えるはずだったのに、とそれまでずっと心のどこかで思っていた気持ちを知っているかのようで、改めて生声で聴くと胸がギュッとなりました。



大サビを歌っている間、康二くんが一階席、二階席、三階席、全て見渡して会場にいる全ての人と目を合わせようとしていて、本当にこの人を好きになれて良かったと改めて思いました。絶対に幸せになって……











そこからはもう、立ち上がってこの思いを拍手に込めることしかできなくて、ひとつのエンターテインメントとして素晴らしいものを見せてくれた彼らにどうか伝わって欲しい、そう願いながら一心不乱に手を叩きました。










また 9人に会えますように、そうも願って。

春の踊りは①


もう2ヶ月も前の話ですが、滝沢歌舞伎ZERO2021を観劇させていただいたので備忘録を残してみようと思います。


当時書き殴ったメモとレポなどを見て思い出しながら書いているので、拙い文章ですが……


2021年 4月15日(木)晴れ


開演前

念願の滝沢歌舞伎ZERO2021 当日。
東銀座へ向かう電車の中ではずっとひらりと桜やBlack Gold、The Movieの予告などを見て気持ちを高めていました。駅につき大好きな阿部担と1年ぶりに会えて、まずそれが嬉しかったです。(去年は2D.2D.で会う予定が中止になってしまったので泣く泣く普通にお泊まりして遊びました)
2人でコインロッカーにキャリーバッグを入れて、いざ!新橋演舞場へ。



特別上映ぶりに訪れた新橋演舞場は沢山の人で溢れていました。2人で滝こみご飯抽選用紙を受け取り開場を待ちましたが、この時未だに実感ZERO……。


席に着いて思っていたよりステージとの距離が近くて戸惑い、歌舞伎済の友達に 席こんな感じだったよ〜と写真を送ると「めっちゃいい席!右斜め上!」と返ってきて、その時ハッっと官兵衛が2階席(縁)に来るというニュアンスの投稿を見たことを思い出しました。


割と作品によってはネタバレを避けたいタイプなので当日まで自衛はしてたものの、不意にネタバレと感じるものが目に入った時はすぐ薄目になる特技を身につけていて、その事に関してもあまりハッキリとは覚えていませんでしたがこればっかりは我慢ならず真相を聞き(真相?)私は開演まで2階席をずっと見上げている不審なオタクになりました。




そしていよいよ、幕が上がります。



滝沢歌舞伎ZERO2020 The movie のような海の映像と共に大きな拍手の中1人ずつスポットライトが当たります。この時にはもういよいよ滝沢歌舞伎ZEROを実感せざるを得ない状況になっていました。


順番が来て大好きな康二くんが見えた時、自然と涙が出て少しぼやけてしまいましたが何とか涙を拭いて生きている!と強く思いながらその興奮を拍手に込めました。



ひらりと桜

イントロが流れ紗幕が上がってく時は自分でも驚く程涙が止まらなくて、声が出そうになりそれを抑えるのが苦しかったです。今思い返すと隣で手を繋いでくれていた阿部担、よく引かなかったな……と思います。(もしかして引いてた?)


多分、向井康二くんは人生で1番焦らされた人だったんです。割と今まで好きになった人にはありがたいことにすぐ会えていたので、やっと会えたという事がとにかく本当に嬉しかった。


「春の踊りはよぉいや「さー!」」拍子木の音、落下する青い桜吹雪。ここも鳥肌が立って、花吹雪くらいドバッと涙が出ました。


ずっと止まらなくて大好きななべこじパートもほぼ視界が滲んでいてまともに見られなかったけど、本能的になのか目に焼き付けなくては!という思いになりそれからはハンカチで息を止めて瞬きもせず眺めました。本当にかっこよかった……


ONE Heart

やっと会えたという感動もつかの間、聞いたことの無い音楽が流れ、噂の新曲だ!と思っていたら歌い出しが康二くんでした。


「もしもあなたがいなかったら 乗り越えられなかっただろう」


真剣な表情で歌い上げる姿を見て、それは私があなたに言いたかった言葉だよ、とまた目頭が熱くなりました。
この後の阿部くんもまた良くて。個人的にステージではほとんど笑顔でいてくれる阿部亮平というアイドルが好きなんです。この時もすごく素敵な笑顔で歌っていて、心がほっこりしました。


後ろに映し出される映像から、なんとなく今のご時世に寄り添ったような曲なのかなと思い、9人それぞれの気持ちのこもった歌声はかなり心に響きました。「僕らはひとりじゃない」胸に刻みます。


九剣士

記憶が間違っていたら申し訳ないですがこれまでより多く全員にセリフがあった気がして、まずはIMPACTorsの演技力に肝を抜かれました。


「さぁ羽ばたけ 九剣士よ!」の声から始まり、生で見る殺陣は上手く言葉では伝えられないほどのド迫力でした。全員でのシーンが終わると雷の音が鳴り響き、その場に残る康二くんをIMPACTorsたちが囲むような形に。全員を斬っていき、見下すような目付きがたまらなくかっこよかったです。

あとよく言われていますが宮舘さんの殺陣は私のような素人からしても上手だなと感じるほどでした。


そしてもう1つ覚えてるのは阿部くんの舌打ち。
影山くんを切って静かに振り返った時 あ、絶対舌打ちする!と察して、隣の阿部担が死んでしまうのではないかと不安になりながら「チッ……」を浴びました。


変面

演目として好きだったので生で見られて嬉しかったです。ただ生で見ようがあの仕掛けは私には理解が出来なかった…………。
変面は3人の立ち振る舞いというか、ゆっくりと歩いたり指先の使い方だったりが好きです。あと顔が見えない分落ち着いていられます。最後に顔を見せてくれますが、汗ばんだおでこに前髪がはりついているのがかなり愛おしかったです。


Maybe

序盤から演出(プロジェクションマッピング?)がすごくて興奮してました。緑と紫の照明に照らされながら歌うあべふかはもちろんのこと、後ろにいたさくラウがとても良くて、どうしても目がいってしまいました。特に佐久間くんは黒い衣装であまり目立たないかな?という感じなのにすごく目立っていて、本当に目を引くものがあるなぁと感じました。


My Friend

ラウールがパチンと指を鳴らしてMy Friendがスタート。翔太くんの響き渡る歌声を聴いて、改めてこの人の歌唱力すごい と思いました。彼風に言うとエグエグ。「さぁ共に風を切れ」のビブラートは演舞場が壊れるんじゃないかと思うほどの声量で、本当に鳥肌が立ちました。
フライングもこれまたすごかった。宮舘さんの変わることの無い凛とした表情と、上品でしなやかな動き。本当に失礼な言い方をしてしまうと人間じゃないみたいでした宮舘涼太さん、宮舘担の皆さんすみません)


腹筋太鼓

初めは上裸で太鼓を叩く大男たちの姿に興奮したものの、まだ自担が出てこないからかだんだん私は何を見ているんだ……?と、ついこのトンチキさに答えを求めようとしてしまいました。でも盛り上がっていくうちにこれぞジャニーズイズム!とまた興奮しました。そしてやっぱり照くんは本当に桁違いというか、オーラ放ってました。なんて余裕そうな素振り。


あと翔太くんが本気で苦しそうな顔をしていて、私はこんなただ座って観ているだけでいいのだろうかと謎の感情が生まれました。いつか座席も倒れて、腹筋しないと推しが見えないようにするべきでは……絶対嫌ですが……。


そしていよいよメカ太鼓がオープン。凛々しい顔をしてギュッとバチを握った康二くんは、華奢な身体してる割に背筋はしっかりしていてちゃんと男の人なんだなとドキドキしました。冷静に考えると、合法的に推しの上裸を見てドキドキしないわけが無いんですよね。
それに加え大好きなもみあげが良く見えて本当に至福の時間でした。太鼓を叩いている全員は絶対に地獄の時間なんでしょうが。あれをやり切る皆さん、本当に毎公演お疲れ様です。
特にフライング終わりの宮舘さんとか体力化け物なんでしょうか……?


Shadow Dance

IMPACTors time!これもよく腹筋太鼓直後にこんなに激しく踊れるなと思いました。しかもしっかりかっこいい。ただジャニーズあるあるの上裸にジャケットは、どこ見ていいか分からなくなっちゃうのでどうにかインナーを着て欲しいです。(腹筋太鼓でしっかり康二くんの胸板見てた人)

Black Gold

すっぽんから佐久間くんが登場。そしてすぐにオレンジの照明に変わり、上手から少しオラついた康二くん。衣装も表情も本当にかっこよすぎて声が出そうになりました。 あとブラゴでは宮舘パートの「Workin' it workin' it grind」が好きなのでそこも続けて堪能。


ラウールがせりから上がり、改めて顔の小ささや足の長さ、自分の魅せ方からこの子は圧倒的センターだと実感しました。サビは康二くんは下手寄りであんまり見えてなかったけど、ラストで上手に来る時に阿部くんとアイコンタクトをしてて1番興奮してしまいました。あべこじ!



生化粧

椿くんと基くんが登場し、お化粧中はSnow ManからIMPACTorsへのアドバイスを紹介するコーナーに。

まずは宮舘さんから。

宮舘「新へ。この前、すみません、挨拶するタイミングが遅れました!と言ってたね。そんなことないよ。それがお前の、タイミング」
椿・基「パーティータァイム!」 「フゥゥウ〜〜!!!(拍手が巻き起こる)」
宮舘「Party Timeをそんな雑に使ったらダメですよ」


この後しっかり本家の「歌舞伎、Party Time」も聞けました。そしてバフバフとお化粧を進めてたのに
「何が違うねん!」とツッコミを入れる康二くん。


続いてラウールからのアドバイス

ラウール「みんなの方が先輩なのに僕がSnow Manの近くにいる時、おはようございます!って言われるの気まずいので、今度からぜひ雑に扱うくだりしてください」


この時点でアドバイスじゃないのがちょっとかわいい。「椿くんとか10年くらい先輩ですもん」と付け足すラウに対し「考えてきたからやってみるね」と実際にやる流れに。

椿「おはよ〜〜(特徴的な声)」
基「それ宮舘くんの挨拶!」


この後宮舘さんが「ごきげんよう」と言って康二くんマイクを通さずにワーワー地声でガヤ入れ。「マイクで話せ!」と言われしぶしぶ手に持つのですが、逆さまに持っていて結局地声というオチ。かわいいし面白いしで最高でした。


最後は佐久間くんからのアドバイス

佐久間「アイドルとしての格言を教えてあげよう。『アイドルは笑顔を見せる仕事じゃない、笑顔にさせる仕事だ!』これを大きな声で3回復唱!」
椿「いい言葉ですね〜 お客さんは声は出せないけどアイドルを目指してる人もいると思うので、心の中で復唱しましょう!」
深澤「マジで!?」


ふっかのマジで!?に笑いつつ椿くんと基くんの声に合わせ心の中で復唱しました。いいアイドルになれそうです。ここでアドバイスは終了。IMPACTorsの新曲披露に入ります。


Wildfire

Shadow Dance含めこの日初めてIMPACTorsのパフォーマンスをちゃんと見たのですが、歌もダンスも魅せ方も上手でちょっと心掴まれました。こうやって人は沼に落ちるんだなぁと。私はまだ足湯程度の沼ですが、周りが結構落ちたのでいつか全身浴してしまうのではと思うとヒヤヒヤします。
あと照くんの振り付けがよく合っていて、見ていて楽しかったです。そして途中に見えた椿くんの腹チラが忘れられません…………。



桜の舞(男と女の舞)

紗幕が上がり、センターに阿部くん目黒くん。実は女形の阿部くんも好きでかなりドキッとしました。腰の落とし方や歩き方はもちろん、表情や目線なんかも女性的でとっても惹かれます。
続いてすっぽんから翔太くん、花道から佐久間くん。ステージに4人が揃い、阿部くんをグッと引き寄せついに優しく口付けする目黒くん。心の中でずっと叫んでしまう程興奮しました。



五右衛門ZERO

歌舞伎に関する知識が乏しいので、正直思ったことを書くのが難しい演目です。ただ康二くんが上手側に来ることが多くて(体感)喜んでいるメモだけはありました。
あとは刀投げ。花道に移動した宮舘さんの「五右衛門!」の声が会場に響き、その時の空気は今までに味わったことの無いような緊張感でした。そして成功。この2人だからこそ出来るのかなぁと思いました。



花鳥風月

The movieのダイジェストのような映像が流れ懐かしい気持ちになりつつ、もうすぐ終わってしまうなと汲み取り少し寂しさもありました。



雷鳴と大量の雨と共に、ステージにSnow ManとIMPACTorsがやって来ます。舞台センターのピンスポットに9人が集まりいよいよ始まりました。


イントロの鈴の音が聞こえ「揺らぐ花びらのように」でまた涙。花鳥風月も大好きな歌なので、ひらりと桜同様やっと見られたという気持ちが強かったです。

踊り出すと舞台後方から大量の水が吹き上がり、照明も変わり一気に花鳥風月の世界になりました。身体を大きく使いつつ強弱はしっかりとつけ、がむしゃらに踊る康二くんは本当に綺麗でかっこよかったです。

全員雨に打たれながらも力強い表情で、時折楽しそうに踊っていて心を打たれました。本当に私の葬式では花鳥風月を流して欲しいです。



そして9人がこちらを振り返り、一幕は終了。




幕間

阿部担と「ヒィ…………」としばらく放心状態だったものの、まず出てきた言葉が「ブラゴあべこじあったよね!?」「目合ってたよね!?」でした。その後もどうにか記憶が消える前にお互い言い合いました。



春の踊りは②へ続きます。